まだまだ暑いね～。たまった夏の疲れに、鯨肉の栄養がええんやて！
【夏バテ】でしんどいわー言うてるそこの人、いっぺん鯨肉食べてみて！
まいどおおきに。大阪の中央卸売市場で鯨肉の仲卸をやってる高浜康子です。
うちのお店ではいろんな水産物を扱ってて、中でもイチ推しが鯨肉（げいにく）やねん。
高級品とか珍味のイメージがあるかもやけど、ちょっと前までは庶民の味として、給食でも人気メニューやったんですよ。美味しくて栄養価も高い鯨肉の魅力を、このブログを通してたくさんの人に知ってほしいと思って書いてます。
今回は、夏バテ解消に鯨肉をどうぞ、ていうお話。ちょっと読んでみたって～。
【目次】
夏バテは残暑の季節にもやってくる！
今年の夏もめっちゃ暑かったねえ。
おっちゃん、「疲れた」「しんどい」が口ぐせになってしもて、この前まですっかり夏バテ気味。
“夏バテ”いうのは夏だけのもんかと思ったら、9月に症状が出る人も意外と多いみたいやね。
高温多湿の夏は体力を消耗したり、食欲不振で栄養不足になったりしがち。秋口になっても夏の疲れがたまったまま、さらに昼夜の温度差が大きくなるから体温調節が追い付かず、自律神経が乱れて体調をくずしやすいんやって。
“残暑バテ”にも気を付けなあかんよ。
抗疲労物質「バレニン」が豊富なクジラ肉で夏バテ解消！
「疲れた」「しんどい」言うてる人には、とにかく栄養たっぷりの食事をとってほしい。
そこで断然おすすめなのが鯨肉！
クジラって繁殖時期の約半年間、エサを食べず不眠不休で何千キロもの距離を泳ぎ続けるんやって。
疲れ知らずのパワーの源は、筋肉に多く含まれる「バレニン」ていうアミノ酸。疲労物質の発生を抑える、活性酸素を除去するなどの働きがある「イミダペプチド」の一種で、いま注目の成分です。
運動する人や、勉強や“勝負事”に集中したいときにも嬉しい栄養素なんやって。
『くじらタウン』ていうHPによると、ミンククジラの赤肉には「バレニン」が100gあたり1,874mg含まれてるんやって。ちなみに牛肉は2mg以下、豚肉は48mg以下。
鯨肉の数値がめちゃ高いの分かるでしょ。そのうえ低カロリーで低脂肪、高タンパク。ほんまヘルシーな食材やから、ぜひたくさん食べてほしいわ～。
＜参考サイト＞
・産業保健新聞「これからの時期、残暑バテにご注意」
・くじらタウン「くじらの栄養・調理情報局」
鯨肉のお刺身にショウガやニンニクでスタミナアップ！
日本で食べられてるクジラは、主に「ミンククジラ」「ニタリクジラ」「イワシクジラ」と「ナガス鯨」の４種類。
なかでもミンククジラは、肉の繊維が細かく、さっぱりとして脂も上品な味わいで、くせが少なく食べやすいと人気です。日本近海で獲れた国産ミンククジラの赤肉（背中からお腹にかけての部分）は、くさみもないからぜひお刺身で味わってもらいたい。馬肉とかマグロの赤身が好きな人なら絶対美味しいと思う！薄めにスライスして、醤油にショウガやおろしニンニクを入れて召し上がれ。
ゴマ油と塩も合うし、友達とご飯食べるときに、「ワサビ醤油もええなあ〜」言うて、いろんな味で楽しんでます。栄養価の高い鯨肉を食べたら、夏バテもきっと吹き飛ぶで！
ちなみに9月4日は「クジラの日」。この機会にぜひ食べてみてな～。
写真はミンククジラの赤肉のお刺身
＜高浜商店の商品紹介＞
青森産 【冷凍】ミンク鯨 300ｇ入パック
鯨肉各種商品
＜鯨肉を食べるならこのお店＞
大阪市福島区 「洋食 やなぎ」さん
高浜商店の鯨肉を提供くださるのが、大阪市中央卸売市場本場から歩いて3分の所にある「洋食やなぎ」さん。
鯨肉が“あるときだけ”のスペシャルランチ！
この日いただいたのは、「鯨のカツと鯨のお刺身盛りあわせ￥700」（安っ）
こちらの人気メニューは「だし巻き定食￥650」。ランチタイムになると次から次へと入ってくる常連さんが、「だし巻き！」と注文されてました。高浜商店でもおっちゃんとしょちゅうランチに行ってるお店です。
大阪市中央卸売市場本場にお越しの際は、ぜひ寄ってみてな〜。
「洋食 やなぎ」（営業時間：10:00～19:00 定休日：日曜日・祝日）
大阪府大阪市福島区野田2丁目5-7
電話：06-6461-1927
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